第七夜 Plitvička Jezera @Plitvice Lakes [Croatia]
係員に尋ねたところ、チケットを買うのには長い行列の後ろに並ぶしかない、ということだけがわかった。
どうやら事前にネット購入しておくのが常道だったらしい。
それを知らない愚か者たちが現地のチケット売り場で長い列を作っている。
不要な先入観を持たないために旅先の下調べは最低限しかしないことにしているのだが、
そんなものはここではただの「情弱」に成り下がるだけのポリシーでしかなく、
愚か者日本代表として黙って列に並んだ。
どこかでコーヒー休憩した際に読むかもしれない、とデイパックに入れておいた文庫本が救いになった。
ふふふ、こういう陽射しの下だとタブレットやスマホでの電子書籍は無力化するのだよ。
舗道に延々と連なる行列で路肩に腰かけ、文庫本に目を落とし、時間を忘れることにした。
スプリット行きのバスの時間は16:30、プリトゥヴィツェでの寿命は5時間ほどなのだから。
ザダールからのバスを降りたのが11:00、
バゲージを預け、行列の最後尾につけたのが11:30頃だろうか、
行列を消化し、2つしかない窓口でチケットを手にしたのは12:30だった。
入場チケットは180クーナと値が張ったが、
「ねずみの国」よりはロマンティックであることは想像に難くなかった。
残り寿命は4時間となり、少しばかりめげそうになる、
あるいは泣き出したら誰かが手を差し伸べてくれたかもしれない。
さあ、美しき水の景観に浸る時間がやって来たぜ。
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Nacionalni park "Plitvička Jezera"
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