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Paya Leber @Singapore [Singapore]

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旅は5日目だが、明日の朝5時のフライトで帰国するので、
実質、今夜がラストであることを告げた。

「え? もう帰るの?」

滞在先の友人が驚きを見せる。

「アンタねえ、日本人が6日間休むことですら『長期休暇』の域だぜ」

「だって月曜に来て、土曜のフライトってすぐじゃん」

「それも会社員じゃないから可能なんだよ。
 シンガポリアンじゃないんだからそんなに休みは取れないの」

「じゃあ、帰国前にオイシイモノ、食べに行こう」

「いいよ、連日、オイシイモノ食べてるよ、気を使わないで」

というハナシの流れから、最後はヴェトナム料理を食べに行くことになった。

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というのも彼の奥さんがヴェトナム人であり、足繁く通っている店がウマイ、というのだ。
「今夜はそこに連れていく」ということになり、
チャイナタウンで昼の時間を過ごした後、ジム帰りの友人にふたたび拾ってもらい、
一旦、ともに帰宅してから夕食に出かけた。

夜のHDB(公営住宅)はひと気がなく、静かだ。
建物の中に駐車場があり、場所によっては1階部分に商店や食堂があったりもするが、
ここではモスリム用の礼拝所と子供の遊具スペースになっていた。(写真6)

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シンガポールには「インド人街」「アラブ人街」といった有名どころのほかに、
それよりも規模の小さい「タイ通り」や「ヴェトナム通り」といったエリアもある。

その国から来た人たちが住み着き、その国の料理店や店が集まり、
明かりを灯したBARカウンターではその国の言葉が飛び交っている。
シンガポールの中にある「プチ外国」ともいえるエリアがアチラコチラにある。
もっともこの国自体が多民族国家であるので、「外国」ではないかもしれないが。

ゲイランの北側にある『Paya Leber(パヤ・レバ)』駅に近いヴェトナム通りにクルマで向かった。

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店は22時を回っているというのに満席で「10分ぐらい待ってね」といわれた。

辺りにはレストランやBARが軒を連ね、派手な音楽が響いている。
ヴェトナム系の人はモチロン、地元のビジネスマンやオフィス・レディも行き交い、まさにボーダレスの雰囲気だ。

「なに食べたい? というより食べられないものあったっけ?」

「納豆だけだよ、知ってんじゃん」

「納豆、あれはキケンだあ」

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彼はツアー・ガイドとして毎年、日本にも来ているので、日本の料理にも詳しい。
我が家に滞在した際もリクエストは「日本のカレー」と「とんこつラーメン」だった。
そんな彼と日本らしい食べ物「納豆」に関しては意見の一致を見ている。

「そういえば昼間食べた『羊スープ』どうだった?」(写真5)

「あ、旨かったよ。ちょっとクセがあるけどイケるね」

「カノジョはアレ、全然ダメ。でもあれ限定品よ~、なくなると店閉めちゃうんだ」

「へえ、じゃあ、食べられたのはラッキーだったんだ」

そう言うと彼は昼間食べた羊肉のスープの話しを奥様に伝えた。
こちらがペロリと平らげたことを告げると、彼女は眉間にしわを寄せ、苦そうな顔をして笑った。

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ちなみにヴェトナム人の奥様もツアー・ガイド、
ヴェトナム人の「シンガポール・ツアー」で度々来星した際、現地ガイドを担当し、彼女を射止めたようで。
おいおい、仕事先の人に手を出していいんかーい、というツッコミはさておき。

ガイドや添乗員は旅先でいいものばかり食べているので、舌が肥えているのです。

「名物に旨いものナシ」なんていいますが、あれは観光地でおざなりの出来あいを食べているからで、
その土地の名物をその土地のきちんとした店で食べれば、やはり名物としても「格」を感じることができる。

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『ハモン・セラーノ』にはメロンが合うし、
『サバサンド』は立って食うべきだし、
『ムール貝』はバケツで食べるべきだ。
「『クイ』は食べないと悔いが残る」というのは現地ガイドの鉄板ネタ、
「『ラク』を飲んで楽になりましょう」ってのもあったな。

彼女がヴェトナム語で手際よく注文を入ると、手際よく目の前に料理が並んだ。


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コメント 2

はらぼー

「名物に旨いものナシ」の考え方、
ボクもdelfinさんと同じ意見です。
地元民に愛されている場所を、絶対に探してしまうので、
ガイド本は、あまり信用していません(^^)
これも、一人旅好きの醍醐味かも知れません。

しかし、ご友人との会話、おもしろ過ぎです(^^;
日本と海外とのギャップ、納得です。
それが楽しめたら、旅も楽しいですよね。
by はらぼー (2015-05-18 06:56) 

delfin

>はらぼーさん

観光客が集うところにはいいもの、ないですね(笑

ガイドブックは書いている側なのでなんとも言えませんが(笑
『地元のことは地元の人に聞け」というのがわたしのたびの鉄則でもあります。

ネットのクチコミはホトンド役に立たないし(笑

在住時代の友人なので、ホトンド日本人扱いしてくれません。
住んでいたのは遥か昔なのに~
by delfin (2015-05-24 23:42) 

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