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アジアを臨む宿の窓から from Istanbul [Turkey]

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8月27日午後10時、イスタンブール・TKラウンジです。

25日間のバルカン半島周遊も完結、
0:40のフライトで帰国の途につきます。

今回、マイレージでのフライトでトルコ航空のビジネスにした、と前述、
イスタンブールのラウンジがホテルのようにすごい、とお伝えしました。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06

輪をかけて、出国時にも驚きが。

手荷物検査前に搭乗券見せると「専用ゲートがあるからアッチ行け」といわれ、
出発ロビーを端から端まで歩かされたわけですが、
そこにあったのはトルコ航空「C」と「F」専用のX-ray検査場。
誰も客がいないので「行列しなくていいのね、ラッキー」と思ったら、
その隣には専用のパスポート・コントロールまであってビックリ。

パスポートを差し出し、出国手続き完了。



その後ろにあるドアを抜けると、ラウンジがそこにあるという・・・。

けっこうブッたまげシステム、こんな航空会社、こんな空港みたことないですぜ。

これはお金を払う価値有ります、ってマイレージで乗っている人がなにをゆぅ、ですが。
最近、トルコ航空はビジネスクラスのツアーなんかプッシュしてますからね、
視野に入れるのはアリかもしれませんぜ。

さて、バルカンでは前回記したセルビアからコッチ、タフな日々が続きました。

発端はコソヴォからセルビアへ入国できない可能性があるって状態に陥ってから、
モンテネグロ経由ボスニア‐ヘルツゥゴビナ・サラエヴォ行き、となったわけで、
これで日程が奪われ、セルビア以降のブルガリア、ルーマニアがきつくなったわけです。

そこで一考。

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セルビア・ベオグラードから夜行列車でブルガリア・ソフィアへ行き、
昼間街歩きし、そのまま次の夜行列車(あるいは夜行バス)でルーマニア・ブカレストへ、
昼間の時間を過ごし、夜行バスでイスタンブールに入り、夕方までブラついて、
夜のフライトに合わせ、空港に行けば・・・いけるんじゃない、などと思案しておりました。

ほとんどバカみたいな体力勝負の計画です、宿取らないんですから。

まずソフィア行きの列車、3,000円程度と安いわけですが、
まあ、列車が古いわ、ベッドは狭いわ、トイレは汚ねえわ、でけっこうクリビツテンギョウ。
ああ、さっきまでピカピカのセルビアのホステルが恋しや。
しかも寝台に乗っているのは外国人旅行者だけという状態で、
オンボロホステルが夜そのまま移動しているような感じ、それはそれで楽しいけど。

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朝8時、ブルガリア・ソフィア着。

頭もハッキリしないような状態で、着いたらいきなりホームに客引き。
こちらのホームは改札がないですからね、出入り自由なわけで。
バス会社の客引きらしく、次はどこに行く? と降りたばかりの客に迫り来るわけ。

もっともこちらは夜に移動することを決めていたので、
これ幸いと「ブカレスト行きある?」と聞いたら「Wi-Fi付きの快適なバスがある」とのお答え。
寝台列車は懲りたのでここでバスにスイッチすることを決めた。
駅で両替して、すぐにチケット購入、0:30のバスでブカレスト行きを即決したわけです。

通常、客引きは蹴飛ばすんですけどね、彼らへの手間賃が乗せられるから。
バスなら料金も決まっているので、客引きへのキックバックはバス会社が負担するのでOKだな、と。

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一日中、ソフィアの街を観て回り、カフェで暑い時間を凌ぎ、夕食を食べ、
いざバス・ターミナルに早めに向かったのですね、21時過ぎに。
ターミナルのカフェでネットでも繋いで時間つぶすかなあ、という感じです。

道行き、22時までやっているスーパーで朝食など買い込もうとしたら、閉まってる。
おかしいなあ、というか、時間より早く閉めんなよ、とブツクサ言ったりして、
未だ大きなミスに気づいておらず、ターミナルへ。

23時まで開いているはずの荷物預け所のおばちゃんが「時間よ、時間」と、
まだ22時なのに、エライ剣幕で怒ってる。
23時まででしょ、アンタ、とここでもまだ気づいてない。

ターミナルのベンチでPCなど充電しながら、0時を待ち、乗り場に向かったわけです。
ところが発車時間になってもバスが来ない、というか、人っ子一人いない。
青くなって、開いているカウンターに「このバス会社に電話してくれない」って感じで駆け込んだ。

すると・・・。



「このバス、一時間前に出てるわよ」

そう、セルビアとブルガリアの間には1時間、時差があったのです。
てっきりバルカンはみな同じ時間帯だと思い込んでいて、
トルコから1時間の時差と思い込んでいたわけでして・・・

そういえばブルガリアに来てから公共の時計に出会っておらず、
自分の時計しか見てないことにこのとき、気づきました。
スーパーもおばちゃんもキチンとブルガリア時間だったわけで。

ロビーで自分が乗るバスが出るのを待っていたわけですね、このバカは。

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思案した強行日程もご破算、朝一のバスでイスタンブール入りし、
イスタンブールのホステルでゆっくりしましたとさ。

夜行連チャンだとイスタンブール入りがフライト当日朝になってしまうわけで、
そのバスが満席だったら・・・なんて不安もあったのですが、
まあ、ブカレスト行きのチケット代(3000円)ほどをムダにしつつも安全策を取れた、
と考えればいいのかな、というかパーフェクトな負け惜しみ。

最後に大チョンボしでかし、帰国の途に着くわけですが、最後にもうひとオドロキが。

写真1; イスタンブールの新市街からアジアを臨む。こっちはヨーロッパ、あっちはアジア。
写真2; どこの町を訪れても古びたフレスコの数の多さに驚かされた。
写真3; ブルガリア・ソフィアの夕暮れ。路面電車のある街はどことなく情緒がある。
写真4; バルカンでは街なかにかならず水飲み場があり、道行く人を潤していた。




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