フォー・ボー @Singapore [Singapore]

10月26日 -Day10-
今日も気温計は34度を指し示している、ここ数日、同じ数字を示している、あるいは壊れているのかもしれない。
赤道に近いこの国では乾季と雨季の2つの季節しかない。
雨季といっても日本の雨のように降り続くわけではなく、いつものスコールの回数が増えるだけといった感じ。
気温も27度ほどで蒸し暑さに変わりがあるわけではなく、衣替えの必要もないのだ。

ヴェトナム系のママ友が遊びに来て、みんなでランチを作って食べることに。
特製の「フォー」がご登場、ざく切りの野菜も山盛りで並べられ、臨時の「ヴェトナム食堂」が開店。
「え~。『フォー・ボー・チン』じゃん!!」と歓喜の声を上げると、
「なんでそんな言葉知ってるの? でもこれは『フォー・ボー・タイ』だわ」と奥様にイジられた。

牛肉入りのものは『フォー・ボー』と呼ばれ、
茹でた牛肉を乗せたものが『フォー・ボー・チン』、
生の牛肉に熱いスープをかけたものが『フォー・ボー・タイ』、湯通し状態で牛肉に赤みが残る。(写真1)
「ホーチミンのうちのほうでは『フォー』じゃなくて『フー』って言うのよ」、
シンガポールに居ながらヴェトナム文化のお勉強、こんなにオイシイお勉強ならどこでもなんでも歓迎だ。
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ご馳走になった後、赤ちゃん連れのママ友会に別れを告げ、別の旧友に会いに出かけた。
「Bugis(ブギス)」の駅で待ち合わせ、日曜ということもあり、人出が多い。
そこから少し足を延ばし、彼の趣味である釣具屋を眺めたり、
『豆花(トウファ)』と呼ばれる豆腐のスイーツのおいしい店を教えてもらったり、のんきに過ごす。
夕食は彼が好きなタイ料理店へ、食べ慣れた料理もオープン・エアのレストランで食べると印象が変わる。

この週末はヒンドゥー教の祭典「Deepavali(ディパバリ)」が行われ、祝日でした。
シンガポールでは「光の祭典」とも呼ばれ、リトル・インディアはネオンとオイル・ランプが溢れ、人を集めています。
http://tripping.jp/asean/singapore/32983 (写真あり・TRIPPNG)
多民族国家ですからね、正月も西暦、旧暦、イスラム、ヒンドゥーと4つもある国なのです。

ご飯を食べた後、話しが盛り上がり、気がつけば終電間際の時間に。
日曜深夜のMRTともなるとこんな感じ。
近年、人口が増え続けており、MRTもしょちゅう混雑、通勤時間ともなると日本並みのラッシュ状態に。
とはいえ、押し合って乗り込み、カラダをくっつけるほどのラッシュとはならないのが多民族国家の一面で、
混んでいるとわかるとやり過ごし、次の電車を待つ人が多い。

友人宅のHDBからの眺め。
すぐそばの「Punggol」駅から「LRT(Light Rail Transit)」と呼ばれるモノレールが走っている。
郊外駅の支線として広がっていて、全線無人運転で運航している。
隣りの敷地にはモスクが建築されるそうで、日中は工事の音がうるさかった。
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