SSブログ

第十二夜 Time of Islam @Tirana [Albania]

IMG_0735.jpg

ひと気のない大通りを歩き、クルマに戻った。

「では、次はモスクに行きましょうか」

「わかりました。それにしても一国の首都だというのに人が少ないですね。
 いつもこんな感じなんですか? それとも官公庁エリアの週末だから?」

あまりにも人影が少ないので思い切ってボスに尋ねてみた。

「この時季、アルバニア人はみんなビーチに遊びに行くんですよ、だから週末の街なかはガラガラです。
 平日のここはクルマ停めるスペースを探すのに苦労するぐらいですよ」

8月の熱い時季にはこぞって海辺の町を目指す、なんていうのは経済成長期の日本、昭和を感じさせる響きだ。
アルバニア人も夏は「海水浴」に勤しむわけですね。

IMG_0694.jpg
だだっ広い『スカンデルベグ広場』に沿うように立つ
『Xhamia Et'hem Beut(ジャミーア・エフムト・ベウト)』は18世紀後半に建てられ、
幸運にも宗教活動が禁止された社会主義に打ち壊されることなく生き残ったモスクだ。

中には厳つい表情のおじいさんがいて、番人よろしく出入りの人を見張っていて、少しばかり気圧される。

「気にしないで入ってかまいませんよ」

「写真、撮ってもダイジョウブなんでしょうか?」

「今の時間は祈っている人もいないので、問題ないですね」

そういうとボスはおじいさんを釘付けにするかのように話し相手となり、こちらをフリーにしてくれた。
おかげで番人のゾーン・ディフェンスを交わすことができ、ゆっくりシャッターを切ることができる。

ところが反対にディフェンスを交わしたおじいさんがこちらにやって来て、
ていねいにフレスコの年代やモザイクの意味合いを説明しはじめた。
結局、マンツーマン・ディフェンスで張り付かれたわけだが、
アルバニア語を中心とした説明がほとんどわからなかった。
横からボスがそれとなく訳してくれ、なんとか理解を深めるに至ったが、
厳めしい顔つきのおじいさんはただの説明好きだったようだ。

外観とは異なり、中には歴史を経たモザイク画が鮮やかに広がっていた、しばしモスリムの時へ。

IMG_0680.jpg
空室のあるホテルのみの表示でらくらくホテル予約。 
IMG_0669.jpgIMG_0663.jpgIMG_0670.jpg
【格安航空券】出発2時間前までオンライン予約OK!海外旅行はDeNAトラベル
IMG_0675.jpg
スマホの料金をグッとオトクにするmineo【キャンペーン実施中!】
IMG_0668.jpg


Xhamia Et'hem Beut


[旅行用品 売れ筋ランキング1位] 圧縮バッグ 最新版 ジッパータブ付き 50%容量節約 防水 軽量 ジム 着替え

[旅行用品 売れ筋ランキング2位] Foval 変換プラグCタイプ 2USBポート付き 海外旅行用変換アダプター

[旅行用品 売れ筋ランキング3位] miyoshi co.,ltd MCO 折りたためるトラベルケトル 500ml 電圧切替式

[旅行用品 売れ筋ランキング4位] JETEDC スーツケースベルト 荷崩れ防止 調整可能 6枚入り (3色)

[旅行用品 売れ筋ランキング5位] POOPEE 非接触ドアオープナー 二次接触防止 2個セット


nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0