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Selamat Pagi @Kota Kinabalu [Malaysia (Borneo)]

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4月1日 -Day2-

7:30に目覚めた。

深夜のアライバル&チェックインにも関わらず、
やけに早く目が覚めたのはフライトの疲れのせいだろうか。
あるいは東南アジア特有の湿った空気に揺り起こされたのかもしれない。

天井でファンが回るだけのガランとしたツインの部屋でボーっとしていた。

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昨夜は閉め出しの悲劇から回避できた喜びが大きく、
案内されたエアコンなしの部屋に文句を言う気もおきず、頓着なしに横になった。
朝になればチェックアウトもあり、部屋も空くので、
エアコン付きの部屋に移動も可能だろうと、眠りを優先したのだ。
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少し早いかな、と思いつつも寝覚めのコーヒーが欲しかったので、
3階の部屋から数時間前に飽きるほど扉を叩いた2階のフロントに降りた。

昨晩、宿の中は静まり返っていて、
てっきりオフシーズンなので閑散としているのだろう、と思ったのだが、
フロントのある2階のフロアは宿泊客で賑わっていた。

フロント右手のキッチン・テーブルでは5人ほどがトーストに齧りついていて、
左手のソファーが置かれたリビングでは2人がTVに見入っている。
すべてがヨーロッパ系の客で出かける前の段階のようだった。

実はこの町ではダイビングやトレッキング・ツアーに出かける人が多く、
朝早い出発が多いため、夜の就寝も早い、ということにはあとから気づくわけですな。

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他の客とアイサツを交わし、朝番のスタッフに声をかける。

「エアコン付きの部屋に移りたいんだけど」

「いいわよ。チェックアウトした部屋をいま掃除しているからあとで声かけるわ。
 そこでコーヒーでも飲んでいて」

「ありがと。部屋があるなら、移動は急がないから」

深夜番の彼とは違い、愛想のいい女性スタッフがやさしく対応してくれた。

オンラインでブッキングする際、
「エアコン付き」を指定できれば話はカンタンだったが、それができなかったのだ。
そのため部屋移動の破目に陥ったわけだが特に焦りはなかった。
このあたりの融通が利くのがオフ・シーズン、
混み合うオン・シーズンではこうはいかないからね。

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毎回、宿を選ぶのに優先することは「ロケーション」だ。
利便性が悪ければ旅先での貴重な時間を削ることになり、余計に疲れを生むことになる。
街のハズレでも駅までの道のりが近ければ楽だし、好きなスポットに近ければ動きは軽い。
コタ・キナバルにおいては小さな町なのでその中心に宿を絞った。

つづいて今回は宿でのんびり過ごすつもりでいたので「朝食付き」の宿を選択。
朝食が必要なのではなく、朝食付きならコーヒーやお茶などもあるだろうと踏んでのことだ。
カフェや屋台でも事足りるが、暑い中、出かけなくて済むのはありがたい。

そしてモバイルPC持参なので「Wi-Fi環境」。
残念ながらこの宿、フロントがある2階しかWiーFiは入らない。
部屋がある3、4階では使えないのだが、
コーヒー飲みがてらリビングに降りてくれば済むことなので、前の2条件を優先した。

安宿=最安値となると「ドミトリー」が候補ですけどね、いつもながらそいつは条件から除外。
部屋でくつろげないし、一眼レフ担いでの旅なのでね、貴重品管理がメンドウ。
それに相部屋ではエアコンの調整も好き勝手にできないしね。

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「部屋、用意できたわよ。チェックする?」

クルクルとカギをもてあそびながらスタッフの女性が声をかけてきた。


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