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馴染んだ街並み from Singapore [Singapore]

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シンガポールです、帰国日です。

帰国便はANAのビジネスクラスなので、
T2の『シルバー・クリス・ラウンジ』にいます。
ラウンジ客とスタッフも一緒になって「スペインvsオランダ」の試合を観てます。

日程的には6日間を擁してましたが、
到着は月曜の23時、帰国は土曜日の朝5時、ということで、
この両日はないに等しく、正味は4日間の滞在。



振り返ってみるとアッという間、
シンガポリアンの友達らも「え?もう帰るの?」なんて言っております。
(彼らは日本人が6日間OFFを取る、ということがどういうことわかっていない)

「なにもしないこと」をしに来ている身ながら、
なにをしようがしまいが、旅先の日はおかまいなしに早く過ぎるので困ったものです。

前述したとおり、「なにかをしなくては」というターゲットはないので、
気が向いた街、あるいは駅にフラリと降り立ち、カメラ片手にブラブラ。
治安が良い国なのでカメラなども気にせず、うろつけるのがラクではありますが。

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エアコンがきつめに効いてういういる地下鉄駅から表に出ると、
重たい湿気とスパイスの香りを含んだ空気が押し寄せてきて、シットリと肌に巻き付いてきます。
すでにまとわりつきだしているシャツを鬱陶しく思いながら歩き出すと、
間を置かずカラダ中から汗が吹き出し、表に出たことを後悔する自分がいる。

それを振り切り、次の通りを目指すと、
カラダだけでなく、アタマの裏側や脳の中まで煽るような空気に溶け込みだして、
(ああ、東南アジアにいるのだなあ)と感じはじめるわけです。

声をかけ、カメラのレンズを向けるとおどけて見せる人がいたり、
恥ずかしいよとかぶりを振ったりするが、それでもこの国の人はみな笑顔で応じてくれる。

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公用語が4つもあるこの国では、クラスメートがヒンドゥー語をしゃべろうが、
オフィスの同僚の肌が黒かろうが、友達のガールフレンドが金髪であろうが、
こちらが何者であろうが、どこの国の人間であろうがおかまいはない。
言葉ができることにこしたことはないが、
少しばかりの笑顔といくつかの単語とささやかな勇気があれば溶け込める、そういう国だ。

地下鉄の車内で隣にサリー姿の女性がいても、
売店の前でメッカに祈りをささげる店員がいても、
通りでくわえ煙草にツバを吐くオバチャンと擦れ違ってもこれまたおかまいなし。
国際都市、多民族国家なんてそんなものだ。

肌が触れ合う満員電車や同じであることを強要する国のほうがどうかしている。

以前、勤めていたオフィスにほど近い『Bugis』を訪れると、
油まみの床と身元不明なニオイが広がっていた『ホーカーズ』はすっかりキレイになっていて、
スキあらばトロい観光客をひっかけようとしていた『トライショウ』はキッチリ管理されていて、
駅周辺は大きなショッピングビルが林立し、見違えるようになっていた。(写真2)

もっともあの頃はブギスに駅もなく、
この辺りはオーチャードから遠い「町外れ」だったのだなあ、などと、
$1のスイカジュースのストローをくわえながら、ちょいとノスタルジーにふけったり。

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まだ知らない料理も掘り出したし、驚くような値段で飛び切りの料理を口にしたし、
ショッピングにもシティツアーにもカジノにも出向いてないけど、
やっぱりこの国はまだまだオモシロイ。

あ、いけね、ドリアン食べるの忘れた。


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