兎にも角にも夜も昼もソウル from Seoul：風に吹かれて Ⅱ：SSブログ

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良くも悪くも移り変わるソウル from ..｜２月の「毎月ソウル」 @Seoul ブログトップ

兎にも角にも夜も昼もソウル from Seoul　[South Korea (Seoul)] [編集]

ともあれ、明日は帰国日です。

寒くない、と記した金曜。
翌日の土曜も朝からシトシト雨、しかもあまり寒くない。
雨が上がった夜に鐘路に赴き、帰路はオルベミ・バス(深夜バス）で帰ったのですが、
日付が変わった時刻、バス停のデジタル掲示が示していたのは－１℃。

深夜バスを待っている間も痺れるほど寒いわけではなく、
今回のソウルは風がなくて、耐えられないような寒さじゃないなあ、
とこの時点では高を括り捲くり、マフラー振り回し捲くり。

翌日曜は恒例「出かけない日曜」、そうなるとこれまた恒例「出前の夕食」でございます。

ローストチキンでくちくなった腹を抱えていると「東大門行きませんか」とのお誘い。
腹ごなしに行きますか、ということで、
黄色いテント群が店を開きはじめる２３時頃、おもむろに東廟経由で徒歩散策。

すると日付が変わった頃から強烈に冷え込みはじめ、ツレのスマホで気温を見てもらうと－５℃。

さすがに耳や頬など露出部分が冷たくて、マフラーをマスク代わりにグルグル巻き巻き。
誰だよ、今回は寒くないとかいったヤツ。

そんな寒さが忍び寄っても元気ハツラツ東大門、商売に寒さは関係なし。
こちらも負けじとオデンを齧り、出し汁啜り、コーヒーを煽って、寒さに抗う。
あ、そうそう、旧運動場は長いこと工事のフェンスに覆われてましたが、
その壁が撤去され、異形、異色、異質な楕円物体がお目見えしましたぜ、威容で異様ですよう。

帰り道はひー、さみーよ～、つめたいよ～と叫びながら、宿に向かって歩くのでした。
まったくクソ夜中になにしてんだか、の人です。

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真夜中のショッピングや屋台で買い食い、なんてのが異国感満載なのかな。

あいかわらずハングルは読めないし、勉強する気もなく、
メニューの文字はアラビア語に等しく、意味不明のまま。
名称を知っているものしか喰えない、という情けなさは健在ですが、異国感はたっぷり。

未だスマホを持たない身なので、隔世感も割り増し満載。

できることなら旅先、異国の地では「日常生活」に繋がっていたくはありません。
旅行って、「非日常」を味わう、あるいは「非現実」に浸るものでしょ。
料理撮ってすかさずＵＰして、ネットに引っ張られてなんの「非日常」。
旅先まで「ヒモつき」でどうするのさ。

ローカル・コンタクトは携帯会社のオプションで『海外プラスナンバー』ってのを利用、
韓国の現地番号を一時的に安く取れるので、これにて十分。
いいんです、そんな四六時中、ツブやかなくても。

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といいつつ、ラップトップは持参してますけどね、このヘンが俗世を捨て切れてない悲しさ。
まあ、宿でのヒマツブシ、というのが大義名分的抗弁です、これ。

そのヒマツブシで日本のニュースを観ていると、
どうやら彼の国は「フォアグラ弁当」にしろ、「カエルのＣＭ」にしろ、
「子役のドラマ」にしろ、中止、中止、中止、叩かないと気が済まないらしい。

日々、魔女狩りのターゲットを探し、
出る杭、どころか、雑草掃討作戦が繰り広げられている。
あれじゃあ、クリエイターはなにも作れないし、新しいものは生まれてこないよ、タカオ～。