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Wildcard Playoff 2014 [Sports]

wild.jpg

大寒波に襲われているUSAですが、NFLはおかまいなしにKICKOFF。

年末にレギュラー・シーズンが終了したわけですが、
最終週=16試合目が終わるまでプレイオフ出場チームが定まらないという、
地元ファンでなくても最後まで釘付けにされる悩ましいリーグなわけです。

その翌週、1月第一週からは『PLAYPOFF WEEKEND』。

雑煮にBirthdayにPLAYOFFとシアワセ山積み。
ああ、やっぱり1月は旅行なんかしている場合じゃないんだよな。

ポスト・シーズンに駒を進めたチームは、
AFC;
#1 Denver Broncos   (AFC West1位) 13勝3敗
#2 New England Patriots(AFC East1位) 12勝4敗
#3 Cincinnati Bengals (AFC North1位)11勝5敗
#4 Indianapolis Colts (AFC South1位)11勝5敗
#5 Kansas City Chiefs (AFC West2位) 11勝5敗
#6 San Diego Chargers (AFC West3位) 9勝7敗

サンディエゴ以外は2桁勝利を挙げ、妥当なポスト・シーズン進出。
サンディエゴはマイアミ、ボルティモアの両チームが負ければ、という条件付きだったが、
なんとこの両チームがともにコケ、最後のシートが転がり込んできた。

ちなみにボルティモア・レイヴンズは昨年のSUPERBOWL Champion。
プレイオフに進むことなく、シーズンを終えた。

NFLは強いチーム同士を対戦させるスケジューリングが組まれる。
連覇のハードルはものすごく高く、現に3連覇を成し遂げたチームはいない。


NFC;
#1 Seattle Seahawks  (NFC West1位) 13勝3敗
#2 Carolina Panthers (NFC South1位) 12勝4敗
#3 Philadelphia Eagles(NFC East1位) 10勝6敗
#4 Green Bay Packers (NFC North1位) 8勝7敗1分
#5 San Francisco 49ers(NFC West2位) 12勝6敗
#6 New Orleans Saints (NFC South3位) 11勝5敗

こちらは東地区以外の3地区が最終戦まで優勝が決まらないという好成績の中の混沌。

グリーンベイはシカゴとの直接対決をものにし、地区優勝。
NFLでは引き分けは0,5勝と換算するので、0,5勝差で逃げ切った。

アウトドア&スポーツ ナチュラム


シード順は地区優勝が尊重されるので、SFは12勝を上げながらシード順5位となる。
「勝利数」でシード順をつけたほうがいいのでは、という声も最近は上がってきてはいる。
なにせ2011年にはシアトルが7勝9敗で地区優勝、
史上初、負け越しでポスト・シーズンに進み、この声はさらに大きくなった。
その声に抗うようにシアトルはプレイオフ初戦に勝利したが。

この論議が煮詰まるとワイルド・カードを1枠増やし、
ますますオモシロさが増したポスト・シーズンにさらに変貌があるかもしれませんね。



生中継、朝6時のTVに齧りついて『WILDCARD Saturday』、
まずはKansas City Chiefs@Indianapolis Colts。

新星キャパニックに追いやられた形でSFからKCに移ってきたQBアレックス・スミス、
フィラデルフィアで勝ち切れず、その座を追われたHCアンディ・リードをすぐに獲得し、
弱小チーフスはすっかり生まれ変わった。

シーズン中盤まで無敗で進み、今シーズン一番のオドロキを見せたが、
この試合でもコルツ相手に第3Qまで28点差をつけ、
モンタナ在籍時以来、20年ぶりのポストシーズン勝利は確実と思われた。

しかしRB2人を含む、主力4人を試合中に欠き、迷走。
後半、コルツに35点を奪われ、気づけば1点差での敗戦。
コルツのQBラックは2年目にして、初のプレイオフ勝利をものにした。

シーズンの疲れが溜まり、ケガにつながったか。
HCリードがここ一番で勝てないヘッドコーチの可能性も否定できない。
タイムアウトの取り方など、一発勝負で重要なゲーム・マネージメントが甘かった。
ショッテンハイマー以降、それがチーフスの宿命か。

CHIEFS 44 vs 45 COLTS。

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続いてNew Orleans Saints@Philadelphia Eagles。

エースQBマイケル・ヴィックの穴を埋めるどころか、それ以上の成績を残したQBニック・フォールズ。
昨年のSFキャパニックに似た新星はガマンが続くゲームでも質の高いプレイを見せ、
第4Q残り時間4:58にはタッチダウン・パスを決め、1点のリードを奪った。

だがリーグ屈指の攻撃力を誇るセインツに5分近い残り時間は多過ぎた。
じっくりボールを進められ、FGでジ・エンド、新星のシーズンは幕を閉じた。

SAINTS 26 vs 24 EAGLES



San Diego Chargers@Cincinnati Bengals。

シーズン後半、4連勝と尻上がりに好調を重ねてきたチャージャーズ、
その連勝はホームでベンガルズに敗れた翌週からの記録、という皮肉さ。

チャージャーズがその借りをポスト・シーズンでキッチリ
というよりもベンガルズQBダルトンが格落ちの感が否めない。
QBダルトンは334y投げながら敗戦、
勝利QBリーバースはわずか128y、それでこのスコアである。

CHARGERS 27 vs 10 BENGALS

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tournament.jpg
San Francisco 49ers@Green Bay Packers。

昨年、彗星のように現れたキャパニックとともにSUPERBOWLに駆け上がった49ers。
そのままの状態を維持してきた若いチームがパッカーズのホーム=ランボー・フィールドへ。
プレイオフのホームでの勝率が異常に高いパッカーズ、
この日も-15度の気温が彼らを後押しする。

風が吹くと体感気温が-20度を下回るフィールドでは互いの守備陣が奮起、
ガマンの試合展開が続いたが、QBキャパニックは半そで、グローブなし。
その足も凍りつくことなく、パッカーズ守備陣を切り裂いた。

第4Q残り時間5:09、パッカーズがFGで同点にするも、

こちらもやはり残した5分がNFLにおいては長過ぎ。
タップリ時間をかけ、最後は決勝FG、49ersが『アイスボウル』を打ち砕いた。

49ERS 23 vs 20 PACKERS

4試合のうち、ホーム3チームが敗れた。
形的にはUPSETだが、シーズン成績を見るとチャージャーズ以外は順当勝ちの感が強い。
ただしこうなるとシード順の設定への論議が高まる可能性は充分にある。

来週は『Divisional PLAYOFF』、次の日曜も早起き早起き。


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コメント 2

haru

delfinさん birthdayってお誕生日?

1月生まれですか~

おめでとうございます。   \(^o^)/



by haru (2014-01-12 11:42) 

delfin

>haruさん

へい、掴みどころのない風の星座、水瓶座でございます。

子供の頃はクリスマスが来て、お年玉が来て、
誕生日プレゼントが来て、ホクホクの冬だったんですけどね~

いい年こいたオトナには関係のねいことでゴザンス。
by delfin (2014-01-16 01:37) 

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