9月の「毎月ソウル」 @Seoul [South Korea (Seoul)]
秋のソウルから戻り、バタバタしておりました。
アメリカ議会で予算案が通過しない事案が生じ、各機関が閉鎖、
現地取材の交渉で観光局と連絡が取れなくなり、
ニュースの波がこちらに、なんてことを以前、記しました。
結局、手配が間に合わず、今年度のUS取材はあきらめです。
『XX歩き方(ボストン編)』の〆切上げて、ソウルへ。
(好評発売中!手に取ってくださいね)
彼の地ソウルでも日本に戻ってもTVの前で正座してワールド・シリーズ(WS)を観戦。
祈りが通じ、我が愛しきボストン・レッドソックスがWSを制覇。
ボストンの赤き血が煮えたぎり、優勝のイキオイを駆って、NFL取材へ!
と思ってたんですけど、ガックシ肩透かし。
フットボールはさておき、そのベースボール。
帰国後、日本シリーズも大いに盛り上がっていて、
時折、チャンネルなどあわせてみたんですが、やっぱりうるさい。
フィールドだけじゃなく、アナウンサーまでが激しくうるさい。
やっぱり『野球』のうるささに閉口、ボリュームを0にした。
乾いたバットの打球音、
鋭い打球がぶつかるフェンスの音、
2ストライク後の声援・・・、
ベースボール・フィールドにはステキな音がたくさんあるのに。
あれじゃあ、ファン以外は球場に行こうとは思わないよね。
『ナショナル・パスタイム』(国民的暇潰し)には遠く、
未だ『野球』は大人のボールゲームに達してないようで。
インチキ・ボールでホームランを増やし、
アンフェアな『プレイオフ』で盛り上がりを演出、
クジで行き先が決まる意味のない『ドラフト』・・・
公平でなければならないはずの『スポーツ』の意義は見失われ、
未だ、誰もそれを省みず、古い形の「興行」が行われているだけ。
海の向こうのWS、対戦相手はセントルイス・カーディナルス。
奇しくも162試合で97勝65敗同士、
まさに3勝2敗のペースで優勝した両チーム。
こう記すと難しそうな数字に感じないが、これはともにリーグ最多勝。
レッドソックスは昨年の地区最下位からワールド・チャンピオンに。
前年度地区最下位からのWS制覇は、
1991年のミネソタ・ツインズ以来で2チーム目だそうで。
ちなみにカーディナルスは優勝回数11度でリーグ2位、
今回の優勝でレッドソックスは8度の3位。
優勝回数1位は腹が立つから書かない。
まあ、去年はわけのわからない監督を雇い、迷走したわけで、
もともと、地力があるチームだったのですね。
そこに4月に起きたボストン・マラソンの爆弾テロの悲しみが後押しとなりました。
『Boston Strong』
プロ同士、同じ力のプレイヤーが対峙すると、
こういう精神的な後押しが大きな力になるんだ、本当に。
事件が起きた翌日にはなんとニューヨークのゲームで『Sweet Caroline』が流されました。
ライバル・チームが憎きライバルの応援歌を流すなんて。
アメリカはこういうところが心憎い、いい意味で正義大好きの国、さすがです。
ちなみにこの曲、ボストン・フェンウェイパークで、
8回裏の攻撃がはじまる前に流されます。
スタンドのみんなで「SoGood SoGood SoGood!」と叫ぶのが通例。
2007年のボストン取材の際、記者席で聞いてましたが、鳥肌モノでした。
ベースボールに興味がない方でも機会があったら、
BSでMLBの中継、ご覧になってみてください。
鮮やかな芝生のグリーンとファンがくつろぐスタンドに和まされます。
もしチャンスがあったら、アメリカのスタジアムに出向いてみてください。
『Take me out to the Ballgame』を謳いに。
あるいはフェンウェイに『スイート・キャロライン』を謳いに。
さて本題。
いつものようにチケットが高い夏休み時期はあきらめ、9月にソウルへ。
しかも2012年のオハナシでござ~い。
DAY 1
写真1; いつものように18:30のUnited891で出発。
写真2; ビジネスクラス・ラウンジからの眺め。夕刻はひっきりなしに離陸が続く。
写真3; 到着後、人と会うため、鍾閣の「鐘路タワービル」の上「Top Cloud」へ転がり込んだ。
写真4; BARから鍾路を見下ろす。奥の明るみは東大門エリア。
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'Top Cloud' は、教保文庫ではなくて鐘路タワーの上ですね。
ソウルタワーにも上ったことがない私なので、
なかなかの夜景だったと思いました。
by ひまわり (2013-11-12 14:46)
>ひまわりさん
あのビル自体が「教保ビル」なのではないのですか?
あああ、下に書店があるので、
光化門の「教保ビル」取り違えてた~
ありがとうございます! 訂正訂正。
by delfin (2013-11-12 22:54)